チームけもの:冒険の幕開け
だいぶ前にやったセッションですが、そろそろキャンペーン最新話が始まるので取り急ぎ。
「キャンペーン時間合わんな!合う人で集まって新キャラでやろうず!」で急遽立った卓です。
リーベ・デナンド
(ウィークリング:ミノタウロス/14歳/戦士/PL:芋メガネ氏)
ミノタウロスウィークリングの少年。名の意味は「愛」。人間の母から生まれたいわゆる「忌子」だが、母親にだけは愛されていた。母の病死後は傭兵隊に所属。現在はルーフェリア国軍の傘下として活動。
「蛮族の動きがアヤシイので辺境をぐるっと回ってきなさい、首都カナリスに着いたら使者に報告を出しなさい。あともう帰ってこなくていいです」と命を受け、首都カナリスへ向かう道中だった。
エミーリア
(リカント/14?15?くらい/神官戦士/PL:loly氏)
テラスティア大陸では珍しい、リカントの少女。アルフレイム大陸で飛行船に乗車中、嵐に遭いテラスティア大陸に漂着した。これまた珍しくミリッツァ神官の老婆に助け出され、ミリッツァ神官として洗礼を受けた。
復讐と慈愛の女神ミリッツァをテラスティア大陸に広めるため冒険に出た。
シナリオはKOKUROU氏作の「冒険の幕開け」をベースにしています。初心者向けでわかりやすく、かつ熱い展開の良シナリオなので是非遊んでみてください。「冒険の幕開け」は、シナリオ投稿サイトScenarch(シナーチ)で公開中です。
http://scenarch.com/scenarios/1665
ネタバレになってしまうので内容の詳細は伏せますが、ドレイク戦のやりとりがアツかった。
リーベは村人を守るため強大なドレイクの前に立ちふさがりますが、ウィークリング=蛮族であることを知った村人はリーベをも恐れる。それでもリーベは、人に育てられた蛮族の少年はドレイクに立ち向かうのでした。
ですがしょせん冒険者レベル3だか4だかがたった二人。ドレイクに敵うはずもありません。
これまでか...に見えたそのとき!
ドレイクめがけて弾丸が飛ぶ!
現れたのは4人の冒険者。キャンペーン本編でおなじみのメンバーです。ここからポーレの中の人O太氏も合流。なおロサはGMが勝手に動かしました
本編キャラたちももう一人前の冒険者なんですよ。自PCが先輩として脇役登場するのってクソアツくないですか!?
本編キャラたちにかかれば竜化ドレイクもちょちょいなのです(実際は出目がヤバくて殺しかけた)
そして戦闘終了。
村人は、身を挺して守ってくれたリーベとエミーリアをも、蛮族だからと忌避したことを詫びます。あどけなき少女だけは最初からリーベ達を応援していたけどね!まったく都合のいい豚どもだぜ
これはすべての蛮族に当てはまることではない。でも彼らはそうだったのです。
そして先輩冒険者たちとの会話。
キャッキャワイワイ
リーベ「怖くないのか?」
ロサ「そうだなぁ...人族でも蛮族みたいな人も見たし」
「その逆があってもいいんじゃないかな!」
GM的にも何気なく発したロサの一言だったのですが、なんだかこのセリフがリーベ君の心に深く響いたようです。のちに芋メガネ氏が小説形式でリーベ君の気持ちを綴ってくれたよ!嬉しいね!
↓一部抜粋
「あんたらわかってるのか……!?俺を保護するってのは、蛮族を保護するのと同等だぞ……!?」
俺は知っている。
蛮族の肩入れをした人間がどのような末路を辿るか。
俺が、大切な人をどれだけ苦しめたか。
「蛮族みたいな人間がいたんだから、人間みたいな蛮族がいてもいいんじゃないかな?」
————言葉を失った。
「お、いいこと言うじゃねえかロサ。」
「そうだな。少なくとも君が敵じゃないことはもうわかってるしな。」
————分からなかった。
何故、彼らがこうも俺を受け入れてくれるのかが。
何故、この少女はこうも穢れなき目で、俺のこと受け入れたのか。
分からないことだらけだった。
(ここまで)
ロサはパーティ内で一番素直な子だからね...陰にいたリーベにも、知らずに光をもたらしていたみたいです
(残念なのはこれ中の人はロサPLの余白氏じゃなくてGMだったというところ...)
カップリング生まれそうでニヘニヘしちゃいますねェ~~
後輩視点でおなじみのメンバーを描写してみるのも楽しいものです。
そして彼らには今後、レギュラーメンバーとはまた違った立ち位置で冒険に参加してもらおうと思ってます!思い付きで始めたけど、これによって物語にぐっと深みが出そうで楽しみ楽しみ...フヒヒ.....
あまり時間もないので今日はここまで!