あとで名づけるものがたり

たかはるのTRPGセッションログ。あらすじ、シナリオ、キャラ紹介など。いっしょに遊んでくれた人が、よそのセッションはどんな感じかな?って見れるようなブログ。TRPG沼もっとひろがれ。スマホ表示は見づらいのでpc表示をおすすめします(おすしも回るし)

はじめに

たかはるです。

 

このブログはたかはるが関わったセッションのログです。ソードワールド2.0、2.5やクトゥルフ神話TRPGなど。

自分&身内向けです。あとで見返してニヤニヤしたり、思い出話のネタになればいいなーというゆるい思いで書いています。シナリオ解説まであったりするのもあれば備忘録レベルのものもありますたぶん

ツイッターでまとめるのは難しいと感じたのでブログに移行しました。

 

・あらすじ

・キャラ紹介(たかはる視点。立ち絵描いて載せたり。よければ、PLさん自身に書いてもらったりしたい)

・シナリオ解説(他の人も回せそうなやつなら)

・面白かったシーン

 

は最低限書き残しておきたいなぁ。

自分流ユドナリウム使い方まとめ(設定編)

どどんとふが2020年には使えなくなり、世はオンセツール戦国時代!

ユドナリウム、ココフォリア、コリド―ン、TRPGスタジオなどが有名どころ?私はユドナリウムを使っています。

ユドナリウムのとっても基本的な使い方はこちらに載ってます↓

https://seesaawiki.jp/trpg_tool_guide/d/Udonarium%A4%CE%BB%C8%A4%A4%CA%FD

この記事を見ている方は基本操作はできると仮定して、自分流の使い方(設定編)を紹介していきます。

(私はソードワールドの人なのでどうしてもソードワールド寄りの使い方紹介になってしまいます...ご容赦ください)

①キャラコマ作成

ユドナリウムはキャラコマに情報を多く載せることができ、チャットパレット/インベントリ(どどんとふにおけるイニシアティブ表みたいなやつ)とも連動します。

どどんとふではイニシ表がごちゃつくのでHPとMP、せいぜい防護点を設定してあとはチャットパレット上でステータスを反映させる人が多いと思いますが、

ユドナリウムでは任意の項目だけ表示させることができる点、キャラコマ設定のテンプレを保存できるので量産が容易な点から、キャラコマ上にステータスを記載するのがおすすめです。(チャットパレット上で管理することも可能です)

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初期設定。これだけだと使用には若干物足りないです

 

ソードワールド2.0/2.5の場合、くるみ@鉄村氏提供の「キャラクター保管所」(https://charasheet.vampire-blood.net/swordworld2_pc_making.html)との連携が便利です。

連携にはよっしー氏提供の「ユドナリウムのキャラコマを作るやつ」(https://yoshis-island.net/udonarium/#/charazip)を用います。

キャラクター保管所に入力されたデータを元に、詳細ステータスとチャットパレットを自動生成してくれます。手順は上記リンクを参照

 

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自動生成したもの。バフ/デバフ管理と所持アイテム反映が使いやすくてすき

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自動生成チャットパレット

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表示項目は手動で設定してください。キャラコマ設定にある項目なら表示される

バフ/デバフをインベントリ上で操作すると、チャットパレットと連動して出目に反映されます。

 

個人的にはインベントリ上のキャラ表示順も整理したいので、新たに「イニシアチブ」(わかれば何でもいいけど)という項目を作り、

プレイヤーキャラクター→「0」

味方NPC→「01」「02」など

エネミー→「1」

非戦闘NPC→「2」

などと設定して、表示順を「イニシアチブ」にしておくとごちゃごちゃしません

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②エネミーデータ

エネミーデータのテンプレートを作りました。↓からダウンロードできます

Dropbox - xml_エネミーデータテンプレート.zip - Simplify your life

使い方

①情報はすべてキャラコマ詳細に記載して、

②魔物知識用のチャットタブをエネミーごとに作り、

③チャットパレットで開示していくスタイルです(ユドナの共有メモは3Dで見づらいので)

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③共有メモ

ユドナリウムは共有メモも3D表示で地味に見づらい(オンマウス表示が実装されて多少見やすくなりましたが)ので、共有メモもチャットタブに表示していくのが個人的にすきです。

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マップ切り替えで変な位置に残っちゃったりするのであまり好きではない

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共有メモタブに流していく

 

疫病の村ーコウノトリ亭アンダーグラウンド!

漫研OB組(+でろんちょ氏)の深夜ノリで始まった2.5卓。カルパニキやロク氏とソドワする時はこのメンツになりそう。今のところかっちりしたキャンペーンではないですが、継続キャラを使っていくという意味合いでのキャンペーン。

あまりよそには見せられない下ネタRPが飛び交う卓だぞ!

全員初期作成で、シナリオはざしきわらしさん作「疫病の村」。蛮族との戦闘あり、奈落の魔域探索あり、物語的よさありの初心者向け優良シナリオです!

ソードワールド2.5用シナリオ「疫病の村」|scenarch(シナーチ)

 

PC紹介

・ノエル

(エルフ・34歳・女性・妖精使い PL:カルパ氏)

本当はノーブルエルフ...なんだけど、魔法文明時代に謎魔法によるコールドスリープに入り、現代で目覚め、眠っている間にマナが失われただのエルフと変わらない体になってしまった子。貴族らしい尊大な態度をとる。

目覚めてから街に着くまでに限界生活をしていたらしく、ピュリフィケーションで自らの聖水を飲み水に変えて渇きをしのいでいたという誰にも言えない過去がある。

身分なし文無し状態でハーヴェスにたどり着き、「退廃より来たる鸛(こうのとり)亭」の雑用兼ウェイトレスとして働いている。下世話な話題に疎く、エクスやマスターのセクハラ発言を全く理解していない。

 

・エクス(ラヴ・エクスプレス)

(ルーンフォーク・?歳・男性型・魔動銃手 PL:西雀O太氏)

魔動機文明時代、幻のモーテル列車「ラブ・エクスプレス」の車掌として稼働していたルーンフォーク。どすけべである。同じくどすけべなマスターと意気投合し、「退廃より来たる鸛(こうのとり)亭」を立ち上げた。ノエルには隙あらば意味深なセリフを投げかけるがノエルには全く気付かれていない。外向きには真面目な好青年で、頼れるダメージディーラー

 

・デトロチド

(人間・16?歳・男性・拳闘士 PL:でろんちょ氏)

傭兵出身で、「自分が暮らしやすい世の中にする」をモットーに冒険者稼業をしている。蛮族はもちろん、相手が人族であっても邪魔するものには容赦しないリアリスト。

アウトローっぽく見えるが、パーティ内では一番常識的。面倒見がよく、世間知らずのノエルやルチルを助ける場面が多い。相応にスケベトークは好きだが、セクハラ発言はしない紳士。

 

・ルチル

(ティエンス・?歳・男性・脚闘士 PL:ロク氏)

魔法文明時代は戦うことのみが自分の使命と考え戦いに明け暮れていたが、何かのきっかけで戦うことに疲れ、眠りについた。冒頭デトロチドに発掘され、ノエルからマナを注がれて目覚める。現代の事情を全く知らず、言われるがままノエルの従者となった。といっても本人は誰かに仕えることが自分らしいと思っているようで、ノエルを第一に考え行動する。

 

・「退廃より来たる鸛(こうのとり)亭」マスター

(人間・40歳・男性 NPC

バーカウンターに足を乗せ、常にタバコの吸い殻の山を作っているダメ人間。演出的に顔が映らないキャライメージ。どすけべ。ただしガキくさい性格のひんぬーエルフであるノエルのことは女性と思っていない。

ハーヴェスの裏路地に居を構える小汚い冒険者ギルド支部「退廃より来たる鸛亭」は、エクスと猥談しながらノリでつけた最低な支部名である。外面がよく事務仕事に強いエクス、仕事は真面目にやるノエル、そして冒険者として意欲の高いデトロがいなければ間も無く潰れていただろう。

 

導入

導入は、デトロがルチルを掘り出して「こいつの身内を見つければ回収費用をふんだくれるのでは?」とルチルを鸛亭に連れてきたところから。エクスとマスターはノエルが下ネタがわからないのをいいことにいつも通り隠語で猥談世間話をしていた。

ルチルがティエンスであることに気付かないアホ一同、「金にならないなら捨てるか」と言う者もいる中、元ノーブルエルフのノエルだけがルチルの種族に気付き、マナを投げかける。

起き上がったルチル。「ここは...何処だ。なぜオレは起きているんだ」

ノエルが答える。「おまえは私が目覚めさせた。だから今から、私がおまえの主人じゃ!」

 

そこへタイミングよく依頼人がやってきて、依頼開始。

右も左もわからないルチルと街へ出たことのないノエルの面倒をデトロが見てやり、エクスは依頼人から詳細を聞き取ったり。薬屋のおばあちゃんは外面のよいエクスのファンであるようだ。疫病の特効薬も手に入り、首尾よく出発!

 

進行

 ダンジョンはところどころに物語的背景を漂わせる情報が落ちていたりして、洞窟を彷徨うアンデッドのことを考えさせてくれます。探索などの判定の数もちょうどいい。ルチルが戦闘でも登攀でもファンブルやスカを連発し、寡黙なクール系キャラだったはずが「天を仰ぎ静かに泣く」→「ひとり後ろを向いて目頭をおさえる」と哀愁漂うキャラになっていってしまったのはご愛嬌。

 魔域のなかのアンデッド村ではギミックをPLが拾ってくれて、ひとり佇むゴーストを成仏させることに成功しました。

アンデッド戦ではウインドボイスとスカウト判定のコンビネーションで敵を出口の前から引き離すことに成功、戦わずしてアビスコアを破壊し脱出しました。

ただ民家には行ってないのでボーナスアイテムの「月光の魔符」はゴーストが消えた場所に落ちていた、ということにしましたが、結果的にこれがエピローグへの繋ぎとして機能しました。

 

エピローグ

洞窟内の魔域で冒険者たちが目にしたものは、

 

①村内のアンデッドは洞窟内に捨てられた患者で生者のことを憎んでいる。

②佇むゴーストだけは、「自分たちが犠牲になっても村人たちが助かって欲しい」と望んでいる

冒険者の言葉を聞いた後は月光の魔符を残して消えた

ということ。

村についた一向は特効薬を村人に配る。「ありがとうございます、これで子供や老人らにも間に合う」と感謝されるも、「もう助からない疫病患者を洞窟に閉じ込めた」という村の過去について、デトロ・エクスは「しょうがないんじゃないの」という感じであるが、ノエルは煮え切らない表情だった。あのゴーストに似た顔の村長が、ノエルに声をかける。

 

「おそらくは、洞窟内でアンデッドを見られたことでしょう。

あれは...過去に村で同じ疫病が流行った際に、当時の村長、私の父が、助かる見込みのないものを連れて閉じこもったのです。彼らの行動のおかげで我々は助かることができましたが、アンデッドとして動いているということは、のうのうと生き延びた私たちをやはり恨んでいたことでしょう。何も弁解はありません、私たちは自分たちが助かるために彼らを切り捨てたのです」

 

「少なくともお主のおやじさんは、そうは思っておらんかったぞ」

と言って月光の魔符を渡します。月光の魔符は月神シーンの力を宿したもの。シーンは静寂を司り、争いを好みません。つまりは、ゴーストが残した魔符は生き残った村人へのメッセージのようなものなのです。

 

数十年持ち続けた自責の念から解き放たれ、泣きながら礼を言う村長。思いがけないアドリブ処理でしたがなんかいい話に繋がった、いいセッションでした。

SW2.5ビギナーズインストラクション「Welcome to らくしあ!」

概要

ソドワ未経験者さんを沼に落とすために作った、初心者向け資料です。

ソードワールド2.5の世界観・種族紹介・技能紹介を、著作権に触れない範囲でわかりやすく(たぶん)まとめたものです。

 

ソドワ初体験の方がいるセッションの事前資料やインストラクションのお役に立てれば幸いです。

(注:内容を見ていただければわかると思いますが、この資料はルールブック未所持プレイを助長するものではなく、またルルブ絶対所持を唱えるものではありません。ルルブ所持・未所持問題に関するご意見は返答致しかねます)

 

ダウンロード

 

zipファイルです。解凍するとパワーポイント形式のファイルがあります。

こちらからダウンロードできます。

 

↓こちら約40MBありますが...こちらは画質が高い

Dropbox - SW2.5 ビギナーズインストラクション.zip - Simplify your life

 

↓約7MBに圧縮したもの。PC上で共有するならこちらのほうが良いと思われます

Dropbox - SW2.5 ビギナーズインストラクション(サイズ軽).zip - Simplify your life

 

↓pdfファイル

Dropbox - SW2.5 ビギナーズインストラクション.pdf - Simplify your life

Dropbox - SW2.5 ビギナーズインストラクション(サイズ軽).pdf - Simplify your life

 コンビニでは10MBまでしか印刷できないらしいので、オフセの行きがけにコンビニで印刷してこ!って人はサイズ軽pdfをダウンロードするのがおすすめです

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ドロップボックスが開きます。右上の「・・・」にダウンロードボタンがあります

 資料内のガイドラインに沿いご使用ください。

 

資料画像(一部)

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イラスト展示

この資料を作るにあたり、多くの方からイラスト提供をいただきました。

どれもキャラクターへの愛を感じる魅力的なイラストばかりでしたが、都合上どうしても資料内に載せきれなかったものが出てしまいました。

資料掲載に代えて、ここにまとめて掲載させていただきます。

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謝辞

 この資料を作ろうと思い立った私自身はデータに疎く、ひとりでは技能や種族の紹介文をまともに書くことができませんでした。また、イラストも数点は自分で用意できたものの、2.5全種族+全技能すべてを用意することは到底できません。行き当たりばったりで行動力だけの私が公開にまで至ることができたのは、快くイラストを提供してくださった皆様、私が泣き喚いているとすぐにアドバイスをくださった皆様、権利関係の文章などの相談に乗ってくださった皆様、そして応援してくださった皆様のおかげです。

ありがとうございました。

わたしのえいゆうさんへ 2019/04/20 とたけ卓

初の野良オンセにPL参加してきました!

感想はツイッターで語り尽くしたし、他の参加者さんたちの感想も見れるので、ここにはtogetterのリンクを貼るのみ...

 

togetter.com

 

セッション後にPC絵を描いたので、それもここに載せておきます。

 

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アルマ=カインド(PL:冬雨氏)

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カティア・アルジェント(PL:はやみ氏)

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ツグミ(PL:山田田中氏)

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メイベル=ハンター(PL:たかはる)

 

5話 おいでよ妖精温泉

5話!突発卓に合わせて慌てて仕上げた割にはかなり綺麗にまとまった気がする日常回シナリオ。今回はレギュラーメンバー3人に加え、初心者のおじさん氏(でいいのか?)を迎えてのオフライン4人セッション。

このシナリオは、TRPGのシナリオ投稿サイト「scenerch(しなーち)」で公開中です。どんなキャンペーンにも挟めて、単発でも楽しいシナリオだと思うのでぜひ!回したら感想もいただけると嬉しいです。

おいでよ妖精温泉|scenarch(シナーチ)

 

参加PC

ロサ(人間/魔動銃手)

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毎回気絶することに定評のあるマギシュー(それはGMのミスでは?)。今回も残HP1で危うく気絶しかけた。戦闘ではレベル6帯に見合った成長で、今やPTのメインウェポン。

 

エリザ(ナイトメア/操霊術士)

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人間嫌いのナイトメア...だったけどさすがにパーティメンバーとは打ち解けてきたみたい(「そうしないと話が進まないので」中の人談)。現在は骨わんこの軽量化に余念がない。

 

ポーレ(ルーンフォーク/剣士)

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大いなる野望(建国)のためなら手段を選ばぬ冷血と、「義を見てせざるは勇なきなり」の熱血を併せ持つ青年。ルーンフォークは妖精が見えないので、今回のシナリオでは苦戦を強いられた...のか?

 

フェイ(人間/グレンダール神官)

今回初のキャンペーン参加。中の人はおじさん氏(我々の中では最も若いんですが)。アサシンクリード的なナリですが神官専門。圧倒的な回復力と機転でPTを勝利に導いた。

 

導入

 まずはフェイのオープニング。「異種族の友人がいる」「有名人が友人にいる」「家族が病気」を引いた。出来上がったオープニングは以下。

 超高位のさすらいのグレンダール神官おじいちゃんの面倒を家で見ていて仲良くなり、グレンダールの導きを受けていたフェイ。ある日ジェイドバジリスクが村にやってきて、自分の家族以外は皆殺されてしまった。神官のおじいちゃんが刺し違える形で倒すことができたが、妹がフェイを庇って石化の視線に晒されてしまった。

それからフェイはグレンダールに祈り続けた。

 

「妹を助ける力を」

 

ある日、いつものように祈りを終えると、フェイは胸の中に力を感じた。神からの明確な言葉があったわけではない。しかし、

 

「自分は旅に出る必要がある。そのための力は今、ここにある」

 

フェイはそう『納得』し、石化した妹にしばしの別れを告げて街を目指したのであった。

 

 

 じっさいレベル7になれば「キュア・ストーン」を修得できるから経験を積めば妹を助けられそう。ただし、レベル7になったばかりではジェイドバジリスクの達成値には遠く及ばないのでまだまだこれからですね!

 

 キャンペーン組との合流はあっさりと。

いつも通り雷雨に遊ぶ鳥亭で思い思いに過ごすメンバーたち。他に客はいない。

ロサ「マギスフィアの新しい能力を引き出したんだ!エリザみて!」

エリザ「シュッシュッシュッシュッ......(ボーンアニマルの骨を削って軽量化してるらしい)」

ポーレ「実はなんとこの世界、平面じゃなくて球面らしい。どこか高い塔に登れば、景色の見え方でそれがわかるはずなんだ」

クラウス「それなら、エルリュート湖の真ん中に立つ『水晶の塔』に登ればいいよ。あれは、魔神を封印するために小神ルーフェリアが騎士神ザイアから賜った槍だという伝説があって...」

 

バタン!

そこに入ってきたのは、アサシンクリードみたいないかつい男。一同は盗賊ギルドの一味かと身構えるが、「冒険者志望で人助けをするために旅に出た」とのこと。神官ならばある程度信用はおける。ただ、人助けの旅に出た理由は話せないみたい(そこはRP的に大事なところなんだね)。

 

「何はともあれ冒険者の店へようこそ!

...とはいってもいま、お願いできる依頼がないんだよねー」

 

「そうだ!エリザの実家からそう遠くない山奥に、『妖精温泉』ってところがあるらしいんだけど」

「最近みんなよく働いてくれてるから、特別休暇ってことで行ってみない?お小遣いもあげるからさ」

「新入りの君も、なんだか重たいものを抱えているみたいだから。一緒に行って頭スッキリさせてきなよ?」

 

ということで、新たな仲間を迎えた一行は慰安旅行へ。

 

雷雨に遊ぶ鳥亭店主、はじめは豪快なおっさんだったり若い丁寧な青年になったりときどき女性言葉になったりとキャラブレが半端ない

 

進行

 進行はおおむねシナリオページ通り。

 ポーレだけ妖精の声と姿が知覚できないので仲間に通訳してもらいながら気付かないフリで煽りを入れてたり、お湯が抜けちゃった大浴場に入ったとき、女性陣は服脱いでたりと皆いきいきRPしてくれて面白かったですね。

暗所を進んでいくシーンが多く、ルーンフォークの暗視が頼られるいっぽうで妖精が見えないポーレ。そのため、仲間と手を繋いで、「妖精が見えたら手を握ってもらう」ことで、暗視で先導しながらも妖精との接触に備える作戦を立案してくれた。おもしろい!

 

 今回PCがたどったルートは、サラマンダー→シルフ→ウンディーネ(中ボス)→ノーム→シルフ(ラスボス)。戦闘難易度的には一番易しく、順当なルートでした。まぁ、多少熱気がくる道と「むむむ〜ん」とか聞こえる道だったら普通は前者を選ぶよね笑

 

 戦闘では、やはりレベル6帯。戦略性が高く、敵の弱点属性を突く立ち回りで常に優位に立っていた。行使判定、精神抵抗は常にPCが勝ってたね。

あとフェロー妖精の出目がだいぶ走っていた。サラマンダーくん...最後4回転44点ダメージって...妖精じゃなかったら炭も残らないよ

そして今回はGMの出目がぜんぜん振るわなかった...四大妖精はそれぞれ固有の主動作技を持ってるんだけど、ウンディーネもシルフもそれを使ったときに限って1ゾロ。

 

 個人的に面白くできたと思ったのは、フォビドゥン・マジックを使われてやることがなくなったエコーがウィンドボイスで

「(にいちゃん、やばいよ)コソッ」

「こっそり言われんでもわかるわ!」

という掛け合い。フォビドゥン・マジックだから本当はウィンドボイスも使えないんだけど...すみません、その時は忘れてました。

 

エピローグ

 フェイくんせっかく来たのに石化に関係ないんじゃアレですね、ってことで、ポーレがあらかじめ持って来た瓶に妖精温泉のお湯を採取。のちのちの石化解除判定に役立ててあげたかったので、

 

アイテム名:妖精の湯

効果時間:1時間 

効果:飲んで使用。効果時間中に一度だけ、行使判定の達成値を+4する

 

というくそつよアイテムにしました。

 

 ポーレはカナリスまで温泉を引き込む画策をはじめた...いつも通りのポーレだ。

セッション中には描写しなかったけど、みんな温泉に浸かってゆっくりしたはず。後日、余白氏がスピンオフ漫画を、loly氏が入浴エリザのイラストを、O太氏がポーレのひみつ図解を描いてくれたよ!うれしい!!

 

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余白氏による漫画。かわいい

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謎の光がいい仕事をしている

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PoREの7つのひみつ。7つめは...ひみつだ!

 




 

3.5話 リュチルとゆめのおかし(ネタバレ注意!)

『アルフレイムは爆発した!!!』(著:オーク的好奇心様)収録のふわふわほのぼの系良シナリオ。ネタバレ注意です。

 

 

 キャンペーンの立ち位置的には3.5話にあたるセッション。というのも今回はロサとエリザだけが参加の番外編ちっくな位置付けだったから。

テラスティア大陸でやってるって事ととある神がチョイ出すること以外はほぼ変えず、シナリオ通りに進行しました。はじめてのリドルに独特の世界観。GMはワックワクでした!

 

導入

 漫研卓「忌子が生きていくという事」のエピローグは、エリザ(リルドラケン生まれのナイトメア)の実家の温泉に行ってパーっと楽しくやろうや!だった。チップ君はじめルーフェリアスラムのガキンチョたちもなんか付いてきて、とにかく楽しい宴エンド。

ジェラルディン邸、完膚なきまでの焼け野原にされてたのでクラウスとジーナはしばらくこっちで療養する事に。ポーレとイェルムは一足先にルーフェリアに帰り、ロサとエリザはガキンチョたちを送り届けるという名目で、途中にある《溶ける黄金亭》に立ち寄ります。ルーフェリアに興味のあるクラウスくんも付いてきてNPCとして参加(途中リドルがあるのでそれへのヒント出しあるいはミスリードのために同行させた....ってのは建前でGMがクラウスくん使いたかっただけだ)

 

導入の詳細を書いてしまうとよろしくないので要約すると「オムライスのなかに、食べた人の精神を夢の世界に飛ばしてしまうキノコが混入していた。助けに行くには自分たちも同じキノコを食べて夢の世界に行かなきゃいけない」ということ。

じっさいやらかしの幼女や彼女に振り回される執事、料理人コボルドに店主とそれぞれ濃いキャラ設定がありテンポよくギャグ風味の導入ができました。

一番笑ってしまったのは執事が「お嬢様!私もお供しますぞ!」ってオムライスに顔を突っ込んで動かなくなり、おでこからキノコがニョキって生えてきたシーン。全員爆笑だった...

 

進行(ほぼ感想?)

 PCが目を覚ますとそこは星降る無限の丘。月に立ったように体は軽い。こんぺいとうの流れ星、うそつきの3枚のドア、望遠鏡と光る星座と影法師のかごめかごめ。かわいくもあやしいものたちとの出会い。ソードワールドでこんなふしぎ体験ができるのかと感心する描写の数々でした(セッションでは書いてあったことを読み上げただけ)。

 戦闘難易度は骨太でしたね。漫研卓は経験点基本1500点(依頼達成1000、GMが裏で設定した条件達成で+500)で3回やってるPCだったので軽く遊んでやる程度で済んだんですが。いやゴーレム作れるエリザじゃなかったらだいぶ危なかった気がする。ロサは今回も気絶したんだっけ、どうだったっけ...

 

 途中のリドル、GMは読み込んできたつもりだった。ドアのなぞなぞの理論自体はしっかり噛み砕いていたつもりだった。しかし、看板と看板の裏に書いてあること、と執事がミスったことまで含めるとどうなるのか?までわかってなかった...わかったつもりでいた......思考停止してただただシナリオ本通りに読み上げて、真理に気づいたエリザPLにGMが解説してもらうというおバカマスタリングをしてしまった......

 

...TRPGはみんなでやるものだからな!GMだって万能じゃないんだよ!(逆ギレ)

 

エンディングでは、夢の世界を抜けようとするPC一行に対し眠りを司る神『カオルルウプテ』(名は明かさず、ねむそうな少女の幻影として登場させた)が、

「どうして行ってしまうの?めざめの世界はつらくてかなしいことばっかりなのに」と問いかけてきた。

そこでPCがなんと返したか....じつはおぼえてない.....ただ、駄々をこねるリュチルお嬢様に対し、「ともだちや大切な人に会えなくてもいいの?」的なことを言ってくれたような気がするようなしないような。少なくとも、クラウスは「僕は外の世界をもっとよく知りたいんだ。辛くても悲しくても」みたいなことは言わせた。

 

雑感

 なぜこのシナリオを選んだかって、キャンペーンに挟みやすい1話完結で全体的にあったかほのぼの、最後だけちょっとミステリアスに終わる味わいのよさ。ギミック戦闘よりもRPや没入感を優先してしまうタイプのGMとしてはとってもおいしそうだったしやっぱりおいしかった。それと、忌子シナリオを終えてロサとエリザの仲はどうなったんだろう?というのも見てみたくてですね...

リドルに関してはGMの力量不足(GMとしての力量ではなく単純におバカなだけ)でした、完全に...シナリオやPLさんらはわるくないよ...

これにめげずがんばろうと思いました。

そしてシナリオのキーとなった料理、オムライス。お夕飯はみんなで近くのガストでオムライス食べて、PCの気持ちを味わいながら歓談してました。

 

いいシナリオでした!作者の神砂わらびさんに感謝を。

2019/05/26 忌子が生きていくという事(twitterオンセ卓)

初めてtwitter募集でオンセGMをやってみました。

といっても相互フォロー同士のみの募集で、PLは自分がPLのときの同卓済PL+欠員出たのでその人が急遽連れてきてくれたPLだったので変な気負いなくできました。

 

他の人はネタバレ防止のために気を遣ってくれてるみたいですが....まいーかこれオンセンSNSでもないし。さすがにプレイ前にシナリオ作者のブログをのぞきに来る人おらんやろ!というわけで、ネタバレあんまり気にせず書きます

 

キャラ紹介を兼ねてグッときたシーンも語る:(立ち絵は出典不明のため載せません)

PC① レイラ・アリアータ(PLとたけ氏)

 ナイトメアに対する立場『嫌悪』担当。

 金髪紅眼、白リボンがよく似合うツンデレ少女(人間)。幼少期蛮族に村を襲われ、初動にあたったナイトメアの冒険者(のちのシナリオボス)が自身の親を守れなかったことを恨み(それどころか、その冒険者が自分の親を殺したと勘違いしている)、ライフォス神官になってもなおナイトメアへの嫌悪感を拭えないこじらせシスター。

 はじめはナイトメアを見ただけで嫌悪感をあらわにするような扱いづらい感じの娘だったのが、飄々ナイトメアPCのウィングやNPCとの関わりの中で差別意識が洗い流されていく様子、極悪ラスボスナイトメアのノワールのことも最終的に救おうとしたRPは見ていて一番泣かされた(セッション中は泣いてないけどあとでログ見返して泣いた)。

「親や村人が殺されるさまを見ても何も感じられなかった自分はもう蛮族だ」と自己嫌悪するクラウスに対して、「蛮族だったら私を刺せ」と言ったところ。あそこでレイラの持つ差別意識と、それを持ったまま生きている自分への怒りがぶつかっていた。

クラウスがレイラを刺さなかったことで、「ナイトメアは蛮族ではない」とレイラも信じることができ、クラウスを救ったようでレイラ自身も救われた感動的なシーンだった。GMも予想しなかった流れですごい、すごかった。

 

 PCがひどい目に遭えば遭うほど愉悦をおぼえることで有名なボンドルドとたけ氏も、どうやってこの子にノワールと、そして自分のことを許させようかと必死に考えてくださったそう。PCをひどい目に遭わせたいのって、それを乗り越えた時のカタルシスがものすごいからっていうことだと思うんですが、とたけさんはいかがですか?

 

PLからのツンデレにシリアスにコメディシーンにいずれも丁寧にRPを返していたので、GMからも手加減なしで無茶振りができました(愉悦)イリーナの親友でレイラに一目惚れしちゃったヘタレメアのユアンくんとは今後どうなっていくのか、妄想が捗りますね!

 

戦闘では安定のセージプリースト。バードも取っていたみたいですが、そういえば一度も歌わなかったね

 

PC② イリーナ(PLはやみ氏)

 ナイトメアに対する立場『無知』担当。

 とってもかわいいけど野生児のエルフ。喰うか喰われるかの自然の掟の中で生きている。しかしそれはただの弱肉強食とは異なる。獣と人との別、好き嫌いと敵味方の別。無知だったからこそ中立に、曇りない目で他PCやNPCに接していた印象でした。悩んでしまうレイラ、螺旋の背中をふっと押す、一番の名脇役

「ナイトメアの親友がいて、そいつは獲物をよく取ってこれたから差別意識はとくにない」という設定を作ってきてくれたけど、実際はナイトメアの名称すら知らない子だった(それはある意味、「差別しない」というRPにおいてはかなり重要だったかもしれない)。

個別導入が最後まで決まらなくて悩んでいたけど、

 

①ナイトメアの親友がいたけど差別意識に触れたことがない→ナイトメアの親友が自分の種族で悩んでいるシーンを見せて、「あ、ナイトメア差別ってこいつも悩むようなことなんだ」と思ってもらおっと!

②他の人がだいぶ重いシチュエーションになってしまったのでほんわか感を出したかった

 

結果、『レイラに恋しちゃった悩める少年』ユアンが出来上がりました。当のレイラはナイトメア嫌いだからそれはそれで重いんですけど笑

ユアンが悩んでいてもイリーナは気にしないタイプなのでどうかな...と思ったけど、強烈な嫌悪を持つレイラと絡ませるきっかけになったのでナイトメア差別について嫌でも触れる機会は作れた。

戦闘では投げで常に攻勢の起点となってくれていたし、探索も大活躍でした!ラスボス戦ではHP2にまでなってくれたのでGMの戦闘欲も満たしてくれたいい子^^

 

PC③ 螺旋(PL山田田中氏)

ナイトメアに対する立場『保護』担当。擁護ではなくあえて『保護』

 防具習熟Sの野球のキャッチャーみたいなガチフェンサーシャドウ。初期設定は「ナイトメアは積極保護していかなくてはならない社会的弱者。悪事を働こうがそれも守られるべき!」ってかんじの、妄信的危うさを持つキャラクターだった。

 個別導入では、「盗賊ギルドに娼館で無理やり働かされているナイトメアを救うのだ!」ってかちこんだ先で、「あなたは『正義感』という靴で踏み込んできた偽善」と言われてしまいモヤる、という流れに。(ぶっちゃけここ、「土足で踏み込む」は日本でしか通じない言い方だなどうしようか!?って焦りながら娼婦RPしてた。上品エロい娼婦のしゃべりを崩してはならない!と必死でした)

 ツイッターでも書いたんだけど、それぞれRPが難しい中でも一番難しい立ち位置だと思います。レイラ以上に答えが見つかりにくい苦悩だったはず。善意の手を払われて、今度はナイトメアの少年が生まれゆえに幽閉されていたことを知って、ナイトメアによる理不尽な殺しを見せられて。行く先々で彼の思いは揺れ動き、何度も答えを見失ったのではないでしょうか。一番さいごに彼が絞り出したのは、

「ただ、嫌だっただけなのかもしれません。無条件な嫌悪とかいろいろ」

そう言ったとき、彼自身はそれが合っている答えなのかまだ自信がなさそうでした。でもね、気持ちってそのくらいシンプルでいいとGMは思います。

 

 「しかしな〜NPCのいない場でGMは返しができないな〜」と思っていた矢先、イリーナが即席で「『リーブラ』(エルフ族の言葉で、『天秤の守り手』)」というエモ概念を作ってくれて、否定され続けた螺旋くんの思いを肯定してくれたのです。こうして螺旋くんはパーティの中でも「妄信的なちょっと怖い人」から「公平を愛する優しい人」になったのです。

 

ちなみにGMの個人的な思いですが、螺旋くんは行く先々で、否定されようと相手に非があろうと「あなたに罪はない」と言葉をかけ続けていました。それってやはり、「ナイトメアたちが選択肢を奪われていることへの怒り」と、「そうするしかなかった悪のナイトメアや、罪を自覚したものへの優しさ」から来る行動だったのだと思います。

「お前は善か悪か」の二元論的思考ではない。相手の中の葛藤の天秤も見ることのできる、パーティいち優しい人。優しいからこそ悩むんです。

 

 

PC④ウィング・ナイト(PLじゃっく氏)

 ナイトメアに対する立場『当事者』担当。

 白髪ひょろ長飄々チャラ男のマギシューター。このお話のテーマ「自分の生き方は自分で決める」の表現を許された唯一のポジションであり、理不尽をものともせず(PLの誰かの言葉を借りれば「理不尽があるのはわかっているけどそれで下を向いてちゃ前に進めない」)、あくまで自然体で自分らしく振る舞うその様は夜光鳥(造語)と呼ぶにふさわしい。立ち絵を見た時点からL'Arc〜en〜Cielの世界観に通ずるところがあると思っていたけどその立ち振る舞いはやはりL'Arc〜en〜Ciel的な、見ているこちらが気恥ずかしくなってしまうようなかっこよさがある。

しかし開幕「熱くな〜った〜、銀のめーたりっくhear〜t♪」なんて流すとギャグになってしまうので、ギリギリでこらえてオサレなジャズ風味のBGMをかけました。

個別導入はPCの中では一番おしゃれだ。はじめは一般的(?)なナイトメアと同じく迫害されて保護された孤児だったが、「好きになった男子を青田買いして自分好みに育て上げたい貴族令嬢」の目に止まり、めちゃめちゃかっこいい男になった。

そのRPは、柔和なのに芯の通ったかっこよさというのだろうか、飄々軽妙に見えてスッとカッコよくなる。いわゆるギャップ萌え?そんな陳腐な言葉で片付けたくないんですが...

差別問題に限らずかもしれないけど、周りが熱くなってあーだこーだ紛糾してる中で当事者たちは楽しそうにイキイキとやってるとこ見るとなんか安心するっていうか。いや、その安心感って多分偽物なんだけど

 

ナイトメアである彼がナイトメア嫌いのレイラに、それとは関係ない動機で迫っていき、ナイトメア擁護の螺旋くんにはむず痒さや信頼あるいは不信などを持つこともなく。ナイトメアのことなんかより明日のご飯のほうが重要なイリーナとは割といいコンビだったりして。そう、当事者はそんなこと気にしない。ナイトメアだからって贔屓もも迫害もないことが正常なんですよね。その真理を体現するキャラクター。(とはいっても、それができたのは貴族令嬢Xに騎士道精神を叩き込まれたからであって。やっぱり積極的に救われる必要はありそうだなぁと思う)

 

「あはは。ナイトメアは強くてかっこいいんだよ」

そう、その通りだ!パーティいちかっこいい奴。

 

ちなみにGMは彼のファーストネームはナイトだと思っていたんだけどウィングなのか。ウィングは旅立ちの時に贈られた称号みたいなもんだと思っていたし、「ナイトメア」「騎士」「夜」のトリプルミーニングでめちゃかっこいい名前だと思ったので積極的に呼びたくなってしまってた

貴族令嬢Xどんな顔してんだろ...20代後半の頃に拾って今30半ばってところだろうか、そろそろしわが増えて若さの魔法が解けていく頃だろうけど...ナイトくんはそんなこと気にしないんだろうなぁ。令嬢Xの死に際まで「あなたは最期の一瞬まで美しくなり続ける」とか言ってくれそう。ほれる

それなのに中の人は...ゲンメツぅ〜〜!

 

スペシャルサンクス

 今回はザルツ地方ルキスラ帝国、以前同卓したアルマ・カインド(PL冬雨氏)のホームタウン。彼はうっかりアルフレイムに来てしまい、ザルツに帰るために&離れ離れになってしまった相棒エドワードを探すために冒険者になったキャラクターだったので、「ザルツに帰り相棒にも会えた、その後のアルマさん」という体で、PCと同じレベルまで成長をしたフェローを冬雨氏に作ってもらい参戦しました。

 囚われの子供達を助けてラスボスへ向かうPC、という構図にしたかったけどエグすぎるシーンにおいてエキストラは不要。体よく子供たちを連れ帰ってくれるNPCが必要だったのでせっかくなら、とお願いしました。急なお願いにもかかわらず快諾してくださりありがとうございました!

引率者の役割以上に、戦闘のサポーターとしての仕事を大いにしてくれました。ダイス振りをお願いした見学者氏の出目が良すぎたんだ...

 

 そうです、今回は見学者さん(私のリアル知り合い。TRPGは私と2、3回したことがある程度)がいて、フェローとクラウスくんの操作をお願いしたんですが、出目がすごい。

特にクラウスの操作においては、ストーリーの立ち位置的にもクラウスが決めてくれると最っ高に気持ちいいんだけど、それをGMがやるのもねぇ?と思っていた矢先に来てくれたのでお願いするとなんと、本当に決めてくれた。抵抗抜き2回転22点ダメージはまさに主人公の一撃だった。「剣の加護など無くとも、運命は自分で切り拓く!」ってかんじでクソエモヤッバだった!攻撃の前に挟んでくれたクラウスのセリフもすごくよかったよ〜

 

NPC紹介:

f:id:takahaltrpg:20190529032949p:plain illust:たかはる

ノワール:ラスボス。迫害されて育ち、村人らが逃げおおせるための囮として蛮族の前に放り出されたのち冒険者に助けられ、それでもまだ人族を信じたかったために冒険者になった。そうしてやっと手に入れた家族は、ナイトメア差別主義の者たちに殺されてしまった。彼の中で何かが砕けて、社会への復讐者へと身をやつしてしまった。

...なんだけど、その決意のために襲った村でクラウスを見つけると息子と重ねちゃって連れて行こうとしたり、子どもたちは結局殺すことができず、「遅かれ早かれ冒険者来るだろうし、来なかったなら襲撃手伝わせた蛮族あとで殺してから解放しよっと」って考えてた中途半端マン。まぁ、だからこそ最後の最後でPCが目を醒まさせることができたのでしょう。しかし悪は悪らしくしぬべき。かっこいいってみんな言うけど、私個人的には残念なやつだと思います(物語の立ち位置的にバチクソエモボスなのは間違いない)。



f:id:takahaltrpg:20190529033042p:plain illust:picrew「泥ん子」by泥氏にて作成

クラウス:ナイトメアイケメンショタ。優しいぼっちゃまでありお兄ちゃん。生まれてからずっと隠し子として地下室に幽閉されていた。魔術の才能と思慮深さはピカイチで、ノワールに「お前は才能がある、蛮族社会でもやっていける」と言わしめるほど。しかしその心は年齢相応に脆く、「親や村人が目の前でむごたらしく殺されていても何も感じなかったのは、ナイトメアである自分は蛮族だからだ」と感じ自己嫌悪からノワールについて行こうとしてしまう。「何も感じなかった」のなかにジーナやアナが含まれていないのは、その大きすぎるショックのために無意識に考えないようにしていたから。

何も感じなかったというのも実際はあまりの恐怖やショッキングすぎる出来事のために感情の処理が追いついていなかっただけで、いっぽう頭の良さは大人顔負けのために悪い意味で理性的に捉えてしまっているという、本当はすごく優しい子なんです。

だからセッションではジーナやアナ、そしてお前は蛮族じゃない的なことを言ってあげれば説得できるよ

ちなみに「人が死んでるのになんとも感じないのは自分が薄情だからだ」という気持ちは、GMのおばあちゃんが亡くなった時にお葬式で泣けなかった経験からきています。でもそういうのって後から来るんですよね

 

 

f:id:takahaltrpg:20190529033150p:plain  illust:picrew「レトロ風メイドメーカー」byプラチナ氏にて作成

ジーナ:ジェラルディン家(クラウスくん家)に仕えるルーンフォークのメイド。ナイトメアのクラウスくんの育児を放棄した毒親ジェラルディン夫妻に代わってクラウスくんのお世話の一切をしていた。クラウスくんが優しいのはジーナさんが優しい人だからに違いない。ルーンフォークしかもメイドという立場である以上両親の方針には逆らえぬまま、12年間彼女も悩みながらクラウスくんに接してきたんだと思います。怒りのままに侵入してきたノワールの前に立ちはだかり、斬られて致命傷を負うも、「自分が伝えなければクラウスは誰にも知られないまま蛮族の国へ連れられてしまう」という一心でPCが来るまで3時間以上生命抵抗判定に耐え続けた...ってすごすぎない?愛の力か。

ハッピーエンドでPCが蘇生してあげれば、晴れてクラウスくんと一緒に外の世界へ。おそらくは、PCらの所属する冒険者の店で受付嬢をすることになる。クラウスくんは魔術の勉強に冒険者見習いにで忙しいからね!

 

 

f:id:takahaltrpg:20190529033255p:plain illust:「宝玉転生ジュエルセイバー」オープンコンテンツ

ユアン:イリーナの導入のために登場させたナイトメアの少年。イリーナの親友で旅人だが、立ち寄った都でレイラを見てひとめぼれ、恋の虜となってしまう。イリーナと一緒にいた頃は差別など感じさせなかった(イリーナが感じてなかっただけかもしれないが)彼も、じつはけっこうナイトメアであることを気にしている。「あんまりいい仕事につけなかったり、『ナイトメアは少なくて体の構造がよく知られてないから』とか言われて医療費がクソ上がる」みたいな噂を聞いていて、こんな自分はレイラと釣り合うのかと悩んでいるところからロールプレイをしてもらった。ちなみに恥ずかしくなったり慌てたりするとつい異貌化しちゃうお茶目さんなのでどんどんレイラに避けられちゃうかなCボーイである。最後は、ノワール自死でしみじみ...だった卓の雰囲気を吹き飛ばす風になってくれた。

他の人が回すときはユアンくん別に出さなくていいぞ!

 



 

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